具体的なテクニック:担当者につないでもらった時のトーク

具体的なテクニック:担当者につないでもらった時のトーク

具体的なテクニック:担当者につないでもらった時のトーク

 

テレアポの成功は、緻密な戦略とコミュニケーションの技巧にかかっています。本記事では、担当者に繋がった瞬間からのトークテクニックに焦点を当て、最初の10秒で相手にインパクトを与える方法や、効果的な質問の仕方、さらには特定の言い回しを駆使して、アポイントメントの確率を如何に高めるかについて詳述します。これらのテクニックは、僕が長年の経験から培ってきたもので、これをマスターすることで、あなたのテレアポも次のレベルへと進化するでしょう。

 

担当者につないでもらったら、まず、どのようなサービスを行っているか簡単に説明します。この時重要なのが、最初の10秒。最初の10秒で相手にインパクトを残すため、サービス内容を数字や擬態語を使い説明します。 例えば、

 

  • リピート率85%の○○サービス
  • 従来より約60%のコスト削減ができる〇〇商品

 

 

とにかく担当者に電話が繋がったら、最初の10秒~20秒がカギ。ここで興味を持ってもらえないと次に進みません。どのような広告もキャッチコピーが大切で、キャッチコピーの良し悪しで広告の成果が決まると言いますが、電話営業の場合の最初の10秒から20秒のトークはキャッチコピーと同じです。そして、自分ばかりが一方的に説明するのではなく、必ず相手に質問することが重要です。一番最初の質問は「はい」か「いいえ」で答えられる質問で、2回目からの質問は相手に話してもらえるオープンクエスチョンが良いですね。まずは、相手とのコミュニケーション、会話のキャッチボールが大事です。

 

その他、僕が使っていた言い回し

『手短にお話ししますので、1分だけお時間いただけませんか?』

僕は時々ですが、忙しそうな雰囲気の人にはこのように最初に前置きして話していました。1分だけとか具体的な時間を言うと、相手も妥協して話に付き合ってくれることが多いです。たいていの場合、1分で終わることはないのですが、1分経ったからと言って電話を切られることはありませんでした。

 

『もし○○の件でまったくご関心がなければ、時間の無駄ですのでこのまま電話を切りますが、○○様はいかがですか?』

本当にニーズがあるのかないのかを見極める意味で、このような少し毅然とした態度に出ると、相手の真意がわかることがあります。逆に、これで興味があるとわかれば、一気にアポイントが取れる確率が高まります。

 

『契約するしないは別として、○○の件でお役に立てる情報がございますので、情報交換がてら一度お伺いしたいと思いますが、来週の〇〇日か○○日はいかがでしょうか?』

これは、最後のアポイントのクロージングです。まず『契約するかしないかは別』という部分が肝心で、これは相手の警戒心を下げるために言います。そして、重要なのが最後の『来週の〇〇日はいかがですか』という箇所です。お時間いただけるかどうかを聞くのではなく、会うのを前提に少し強引に『来週の〇〇日か○○日はいかがですか』と聞きます。『お時間いただけるかどうか』と聞くと、相手は少し考えてしまいますが、『来週の〇〇日か○○日はいかがですか』と聞くと、その日が空いているかどうかで考えるので、相手も断りづらくなります。

 

 

まとめ

テレアポの成功には、具体的なトークテクニックや心理的アプローチが不可欠です。本記事で紹介した方法は、担当者との最初のコンタクトからアポイントメントのクロージングまで、効果的なコミュニケーションの一連の流れを形成します。これらのテクニックを実践し、磨き続けることで、テレアポの成果は確実に向上し、より多くのビジネスチャンスを創出できるでしょう。成功への道は地道な努力が要求されますが、その先に広がる報酬は計り知れません。

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