法人への電話営業の時間帯マナー

法人への電話営業の時間帯マナー

法人への電話営業の時間帯マナー

電話営業では、相手が法人であるケースも少なくありません。
個人のお客様であれば、早朝や深夜を除けば、連絡も取りやすいのですが、相手が法人の場合は、個人への連絡とは少し勝手が異なります
法人の場合、まず最初に受付の方が電話に出て、担当者を確認し、電話を繋いで欲しい旨を伝えることになりますが、多くの場合、ここで断られて相手にしてもらえません。

 

なかには電話営業だとわかるだけで、取次ぎを拒否されることもあります。
そもそも、電話営業の対応をする時間は、法人にとっては大きな損失であると考えられているのをご存知でしょうか。
なぜかというと、電話に出ている担当者が本来すべき仕事の手を止めてしまうからです。
また、電話の内容が、直接会社の利益に繋がるものであるとは限らないので、相手にとってみれば煩わしいものなのかもしれません。

 

さて、個人とは勝手が異なる法人への電話営業ですが、実はちょっと工夫するだけでアポがとれる可能性がぐっと上がる方法をご存知でしょうか。
とても簡単な方法なので、法人営業で受付の壁をなかなか越えられない人は是非取り入れてみてくださいね。

 

法人の場合、当然のことながら、電話をかけないほうが良い時間帯というものが存在します。
この時間中に営業の電話を入れようものなら、相手からの印象は悪くなる一方かもしれませんので、注意が必要です。
その時間帯とは、休憩時間中やその直後、また、出勤直後や勤務時間外です。

 

自分に当てはめて考えると実感しやすいですが、休日や休憩中に仕事の話をする営業の電話がかかってきたらどう思いますか?
せっかくの休日や休み時間が台無しになってしまいますよね。
なかには、休日は一切仕事に関与したくないという方だっていらっしゃいますので、その点は十分に理解しておく必要があります。
そのため、法人に電話営業をする場合は、必ず勤務時間内に連絡をするように心がけてくださいね。
また、休憩直後は休憩中に舞い込んだ仕事の処理などが必要になるケースもありますよね。
休憩直後は少し仕事が忙しくなりますし、出勤直後も同様の理由で慌しいので電話での連絡は避けた方が無難です。

 

それ以外の時間の中では、例えば営業時間が9:00~18:00の法人であれば、10:00~11:00、15:00~17:00の時間帯であれば、電話をとってくれる可能性が他に比べると高くなると言われています。
もちろん、連絡を入れる業種や営業時間帯によってことなりますので、自分がこの業種の会社で働いていたらどの時間帯なら電話対応ができるか想像してみるのもひとつの方法です。

 

自分が嫌だなと思うような時間に電話を入れても、相手も同じように感じている可能性も大いにあるので、連絡を入れる相手の立場になってよく検討してみてください。
その際は、情報収集のためにも、しっかりと記録をつけて管理し、時間ごとの相手の対応を把握するのも良いでしょう。

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