電話営業中の自分の声をチェック

顔が見えない電話営業では、声の要素がとても重要です。
声を数十秒という短い時間聞いただけで、相手の印象が決まってしまうとも言われていますよね。
目を閉じていても、声色や話し方で、相手が喜怒哀楽のどの感情を抱いてるのか感じ取ることはできます。
電話営業では、常にそのやり取りが行われているのです。

 

電話での会話の場合、自分の声は電話器を通じて相手に伝わるため、実際に自分の耳に聞こえる声と、電話越しに相手に聞こえる声では印象が随分違うものになるのをご存知でしょうか。
そのため、実際に電話でやりとりしている声を録音して聞いてみると、想像以上に自分の声とは違う印象を受けますよ。

 

電話営業においては、相手がどんな感情なのか知るために、声の性質を良く聞き分けることも大切ですが、相手に自分の声がどんな風に届いているのかを知るのも大切ではないでしょうか。
もし、機嫌が悪いわけでもないのに、相手にイライラしているように聞こえていたとしたら、相手は話しに興味をもってはくれませんよね。

 

自信のないような声や弱々しい声、イライラした声などは、自分自身にそんなつもりがなくても、相手にマイナスイメージを与えてしまいます。
そうならないためには、電話営業を行っている最中の自分の音声を録音してチェックしてみるのがおすすめです。
自分がどんなときに、どんな声で話すのかがわかれば、少しずつ良い印象を与えられる声を目指すこともできるのではないでしょうか。
現代ではイケてる声を出せる「イケ声」だと電話営業の成果が上がるともいわれていますので、是非実践してみてください。

 

では、相手に好印象を与える声はどうしたら出すことができるのかということになりますが、実はとても簡単なんですよ。
電話営業のときに、笑顔で対応することです。
笑顔で対応しているとき、声は少し高くなりますし、口角が上がって口が開くので、相手にとっては聞き取りやすくなるという特徴があります。

 

笑い出してしまう程だと、相手に失礼になりますが、笑顔で対応することは、電話営業に関わらず、どの職業でも大切なことですよね。
電話営業の成果を上げたいと考えているなら、是非、笑顔で電話営業をする自分の声を聞いて、笑顔を作らずに話すときに比べて、イケ声になっているか確認してみてください。
どちらも自分の声なのに、別人のように違った印象を受けますよ。
常にイケ声で話せるように、笑顔で話すことを意識していけば、自ずと電話営業の成果もついてくるのではないでしょうか。