電話営業の恐怖心に打ち勝つには

電話営業をする方のほとんどが、最初にぶつかる壁が、自分自身の電話営業に対する恐怖心ではないでしょうか。
電話をかけたときに、「もし、冷たくされたら」「もし、怒鳴られたら」「頑張っても契約がとれなかったらどうしよう」などと考えてしまい、なかなか電話をかけるという行為そのものに踏み出せないという人は多いものです。
しかし一方では、電話営業を難なくこなしている方もいますよね。

 

最初は誰でも、不安や恐怖を感じてしまいますが、その感情を上手くコントロールすることができれば、電話営業に対する考え方も変わって仕事を楽しめるのではないでしょうか。
そもそも恐怖心をもったまま、営業の電話をかけても、言葉尻がビクビク、おどおどしたりすると、相手にもそれが伝わってしまいますし、電話を受けた相手にしてみれば、「この人に任せるのは不安」「この人の話は信頼できない」という風に思われてしまいます。

 

そうならないためには、上手に恐怖心とさよならすることです。
そのためには、気持ちを切り替えて行くことが大切です。

 

慣れてくると、トークがスムーズになり、相手に合わせて巧みな話術で商品の提供ができるようになります。
そうなれれば、不安もなくなると考えて巧みな話術から磨こうとする方もいらっしゃいますが、最初からそれを実践するのはとても難しいことです。
お客様とのトークのパターンは経験からしか生まれませんので、まずはすぐにできることから始めましょう。

 

まず簡単にできることは、「電話営業＝拒絶される」という考え方を改めることです。
電話営業をする上で、確かに断られることは多くありますが、「断られる＝貴方を拒絶している」ではありません。
いったいどういうことなのかというと、実際には「断られる＝商品に興味がない」なのです。
つまり、話に興味がないから、時間を割くことはできないということを、先方が教えてくれているということです。

 

興味のない相手に食い下がって営業する必要はありません。
そんな営業を続けていれば、貴方の時間と労力を大量に消費しますし、精神的にもよくありません。
興味のある人だけにしっかり話せばいいのです。

 

ちゃんと興味を持ってくれる人は存在します。
電話営業では、提供する商品を既に持っている方に遭遇する機会もあります。
そんな方の実体験に基づく話を、興味のある方に伝えていくのも、いいでしょう。
それを繰り返しているうちに、トークにも力がついて、自信にも繋がっていくのではないでしょうか。